離婚うつの定義

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 離婚うつには明確な定義というものはありません。実際、精神疾患の診断基準となるDSM4やICD10のいずれにも、明確な基準は設けられていません。しかしながら、言葉の通り、離婚によるうつということは共通して理解できることであり、それを定義として捉えても良いかもしれません。
離婚というものは様々な環境の変化をもたらすものであり、ストレスの大きいライフイベントということもできます。というのも、離婚をすれば、転居を伴うかもしれませんし、不倫等が原因で離婚をすれば、職場内での信用失墜にもつながる他、慰謝料支払い等の経済的損失も大きなものとなります。さらに、妻がお金の管理や日常生活を送る上での炊事洗濯を担っていたのなら、離婚後はそれを全て一人で行わなくてはならない等、生活上の負担も大きなものとなってきます。これらが一つないしは、全てがのしかかってくると、それは身体面だけでなく、精神面でも負担の大きなものとなり、離婚後の生活の立て直しができなければ、重篤なうつになることも起こり得ます。そのため、離婚後に、不眠や気分の落ち込み、性欲減退や、自殺企図等が2週間以上続くようなら、それはうつということで、早期に精神科を受診することが必要です。